焼き豚を作るにはフライパンや鍋でもできますが、圧力鍋で作ることもできます。
短時間でやわらかい焼き豚ができますね。
圧力鍋で作る際のメリットとデメリット、圧力鍋の基本的な構造、適切な選び方などについても紹介します。
レシピ・作り方
おいしい焼き豚は自宅で手づくりするのがオススメです。
家で作れば、材料や調味料などにこだわり、オリジナルの焼き豚を必要な分量だけ作ることができますね。
材料もそれほど多く必要ないし、家にある調味料で作ることができるのも焼き豚のいいところ。
しかし、じっくり煮込んでやわらかくジューシーにするには、時間をかけて煮込む必要があります。
何時間も煮込むのは時間がない、面倒だ、という場合は焼き豚づくりを諦めるしかないのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。
時間をかけずに作るなら、圧力鍋で作ればいいのです。
圧力鍋を使った焼き豚レシピを紹介しましょう。
材料は、豚バラかたまり肉、しょうゆ、オイスターソース、みりん、砂糖、酒、しょうが、水、長ネギを用意します。
レシピは次の通りです。
豚バラかたまり肉は半分に切るなど、扱いやすいサイズにします。
フライパンを熱して肉を入れ、全面に焼き色をつけます。
肉から出た脂分はクッキングペーパーなどで取り除きます。
圧力鍋に、しょうゆ、オイスターソース、みりん、砂糖、酒、しょうが、水、長ネギと豚肉を入れて強火にします。
圧力がかかったら、弱火にしてそのまま15分煮ます。
15分後、火を止めておもりが下がったらフタをあけ、豚肉を裏返して、再度フタを閉めて強火にします。
圧力がかかったら弱火にして5分ほど煮ます。
煮汁はさまし、油が浮いてくるので、それを取り除き煮詰めます。
これをすると、油っこくなくなりますよ。
必要な厚さに切り分け、皿に盛ります。
タレは少し甘めのレシピです。
甘いタレが焼き豚によく合いますが、甘いのが苦手な場合は、砂糖を少し減らすといいでしょう。
焼き豚はフライパンや鍋を使ってじっくり煮て作る方法もありますが、時間がない時などは圧力鍋を使うといいでしょう。
短時間でトロトロの焼き豚を作ることができますよ。
圧力鍋は、焼き豚以外にも、炊き込みご飯やロールキャベツ、煮物などさまざまな料理ができます。
魚の骨もやわらかくするので、サンマの煮物などをすると骨まで食べられます。
圧力鍋を持っていない場合は、これをきっかけに購入も考えてみてはいかがでしょうか?
時間がない時などには重宝しますよ。
また、圧力鍋で作る焼き豚ももちろんおいしいですが、鍋でじっくりコトコトと煮込んだ焼き豚もおいしいので、時間がある時や余裕がある時には鍋でじっくりと人込んだ焼き豚を作ってみてください。
味比べをしてみるのもいいですね。
レシピのアドバイスとミニ情報
焼き豚を作る際に圧力鍋を使うと、短時間で、やわらかいトロトロの焼き豚を作ることができます。
時間がないときや、すぐにでもおいしい焼き豚を作りたいときには圧力鍋は便利な調理器具です。
そもそも圧力鍋は、フタをしっかりと密着させて密封した状態で加熱することで、内部に高い圧力をかけて調理をする鍋です。
そのため、かなり見た目も頑丈にできていますよね。
圧力鍋であれば、通常のフライパンや鍋ではできない高温の調理をすることができます。
そのため、食材をやわらかくしたり、調理時間を短くすることができるのです。
圧力鍋のメリットとしては、焼き豚を短時間で作ることができるということです。
フライパンや鍋を使うと、半日くらいかかる工程が数十分でできることもあります。
それも肉はやわらかくジューシー。
ガス代の節約にもなりますね。
さらに、長時間煮込んでいると材料の中に壊れてしまう栄養素があります。
圧力鍋を使えば、栄養素を壊さずに煮込むことができるという点もメリットです。
メリットも多い圧力鍋ですが、デメリットもあります。
一番困るのは途中で味見ができないということです。
焼き豚はタレの味が最初は分からないものですね。
途中で味見をしながら作っていきたいもの。
しかし、圧力鍋はそれができません。
焼き豚を作る場合は、最初はフライパンや普通の鍋の方が安心してできるかもしれませんね。
そうはいっても、圧力鍋を使ったことがない場合は圧力という言葉から、フタが飛んでしまうのは?などと不安になるのも無理はありません。
もちろん、そのような心配は無用ですが、どのような調理器具も慣れることが大事です。
美味しい焼き豚を作るにも、圧力鍋に慣れることが大事ですね。
その前に、どのような圧力鍋を選べばいいのでしょうか?
さまざまな圧力鍋がありますが、大事なのは使いやすいかどうかということです。
さまざまな機能があっても、最初は使いこなせない場合もあります。
価格は低額でも、基本的な機能は同じなので、あまり高額なものでなくても焼き豚を作ることはできます。
高額なものは丈夫であったり、長く使用できるという点もありますが、そうそう壊れるものではないので最初はあまり高額なものでなくてもいいでしょう。
ただし、高額なものであれば圧力の幅があるので、料理の幅も広がります。
後は、取っ手がついているか、掃除はしやすいか、重さはどうか、サイズは適当か、といった点に注意して使いやすいものを選ぶようにしましょう。