簡単焼き豚レシピによく登場するのが圧力鍋です。
圧力鍋を使えばお肉はやわらかく、時間も短縮して焼き豚を作ることが可能です。
圧力鍋を使ったレシピを紹介しましょう。
また圧力鍋の使い方や注意についても解説しましょう。
レシピ・作り方
簡単焼き豚レシピと言われるものはいろいろありますね。
調味料など材料が少なくて簡単に作れるもの、調理時間が短くてすむもの、また調理器具を利用して簡単に早く作れるレシピなど、方法はいろいろです。
中でも圧力鍋を利用して作るチャーシューレシピは数多くあります。
その中でも誰でもできる簡単焼豚レシピを紹介しましょう。
材料は豚肉ブロック、しょうが(チューブでOK)、長ネギ、しょうゆ、酒、みりん、砂糖、卵です。
レシピは次の通りです。
まずは豚肉ブロックを鍋に入るサイズにカットして、圧力鍋に入れます。
軽く焼き目を付けます。
油はひかなくて大丈夫ですが、焦げ付かないよう注意しながら作ります。
豚肉が隠れるくらいの量の水を圧力鍋に入れ、しょうがを入れます。
長ネギの青い部分も入れ、10分加圧します。
時間が経ったら、冷めるまで放置します。
冷めたら、しょうゆ、みりん、酒、砂糖といった調味料を鍋に投入し、圧力鍋で5分程度加圧します。
加圧が終わったら冷めるまで放置します。
冷めたらジップロックに豚肉、ネギ、煮汁を取り出し、一晩寝かします。
煮汁の中にゆで卵を漬けこむと、味付け玉子もできますね。
一晩置いて冷めたらお好みのサイズにカットします。
圧力鍋を使うと時間も短縮することができ、手軽に焼豚を作ることができます。
ホームパーティの前日に作っておいて、パーティーに出せば喜んでもらえるでしょう。
またできた煮汁は捨てずに取っておきましょう。
煮汁は万能調味料とも言える調味料になります。
例えばラーメンのスープにもなりますよ。
市販の鶏ガラスープをお湯で溶き、チャーシューの煮汁を入れるだけでおいしいスープのできあがりです。
味はしっかりついているし、チャーシューの煮汁なのでチャーシュー麺などにはぴったり。
さらに、チャーハンを作る際のタレとしても、炒め物や煮物などにも使える便利な調味料となります。
さらに次回チャーシューを作る際も煮汁を使っていくと旨みが凝縮されてさらにおいしい煮汁ができあがります。
何度も煮汁を煮込んでいくうちに、しょうゆの角が取れて、まろやかに、そして含みのあるおいしい煮汁になっていくのです。
煮汁は野菜や浮いた脂などはしっかり取って保存しておきましょう。
使う際には温めて、やはりそこで浮いた脂は取り除きます。
圧力鍋で簡単にチャーシューを作り、そこでできた煮汁で簡単に料理をすることができるようになるなんて、二度おいしいですね。
レシピのアドバイスとミニ情報
簡単焼き豚レシピにはよく登場する圧力鍋。
時短で豚肉をやわらかくすることができ、長時間コトコトと煮なくてもおいしい焼き豚を作ることができたり、簡単に調理することができたりと、便利な調理器具です。
圧力鍋を使えば、やわらかくジューシーな肉が簡単にできあがります。
このように便利な圧力鍋ですが、注意して使わなければ危険なことがあります。
まず圧力鍋に入れてはいけない食材を覚えておきましょう。
圧力鍋は中に圧力をかけて沸点を情報させて調理をする器具です。
入れると事故につながりやすい食材や調味料があります。
基本的には膨らむもの、ノズルを塞ぐ危険のあるものがNGです。
例えば豆類。
さらにパスタなどの麺類も泡立つので危険と言われています。
牛タンなど被膜に覆われた食材にも注意しましょう。
調味料としては、カレーやシチューのルウは危険だと言われています。
とろみが強いので、ノズルをつまらせてしまうリスクがあるのです。
重曹や多量の油、多量の酒も入れないようにしましょう。
また調理前には器具のチェックも必要です。
ノズルが詰まっていないか、安全装置が壊れていないか、パッキンが劣化していないか、取っ手やフタのネジがゆるんでいないか、といった点をチェックしましょう。
もし不備な点があれば、うまく調理ができなかったり、事故につながったりすることがありますよ。
圧力鍋は加圧している最中は放置しておいても大丈夫なものではありますが、使用方法を守っていないと事故につながったり、上手に焼豚ができなかったりする可能性があります。
圧力鍋の内用量以上のものを入れない、加圧時間10分につき200ml以上の水を入れる、フタがしっかり閉まっていることを確認する、圧力がかかったら弱火にする、など使用方法をしっかり確認して、正しく使うことが大切です。
さらに、フタを開ける時には圧力が下がっていることを確認してから、フタを開けること。
一般的に圧力鍋は減圧されていないとフタは開かないようになっています。
安全装置というものがついているからです。
しかし、それだけを信頼してしまうと、思わず事故につながることもあります。
フタを開ける時には、減圧されているかどうかをしっかりと確認しましょう。
簡単焼き豚レシピには、圧力鍋の加圧時間や強火、弱火などについても書いてあることが多いです。
そういった点も見逃さず、また自分の圧力鍋の使用方法についてもしっかりと把握して使い、おいしいチャーシューを作るようにしましょう。