炊飯器に入れて低温でつくる煮豚のレシピ

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煮豚のレシピはいろいろですが、炊飯器を使って作ることができます。

それも最近流行っている低温調理法でできるのです。

この方法は肉がやわらかくジューシーになる、栄養度も逃がさないなどメリットも多いです。

炊飯器を使った低温調理法を紹介します。

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レシピ・作り方

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おいしいチャーシューを家で作ることができる、とさまざまなレシピがネットや本などに掲載されています。

その中には焼き豚と書いてあったり、煮豚と書いてあったりすることもありますね。

本来であればチャーシューとは豚を串で焼いたものだそうです。

日本では豚を焼く本格的な炉はないこともあり、豚を煮て調理することも多くあります。

それをチャーシューと呼んでいることもあるのですね。

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焼き豚は香ばしくておいしいですが、煮豚も柔らかくておいしいです。

それを炊飯器で作ることができます。

炊飯器を使ってできるおいしい煮豚のレシピを紹介しましょう。

材料は豚肩ロース、しょうゆ、酒、長ネギの青い部分、にんにく、しょうが、砂糖、はちみつ、味噌を用意します。

準備としては豚肩ロースをタコ糸でしっかりと縛り、フライパンで表面を焼きます。

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中火で全体に焦げ色がつくまで焼きます。

準備ができたら、しょうゆ、酒、長ネギの青い部分、にんにく、しょうが、砂糖、はちみつ、味噌といった調味料をすべて鍋に入れて沸騰させます。

ひと煮立ちしたらフリーザーバッグに調味料と豚肉を入れて、水をはった鍋の中で空気を抜いて密封します。

この方法を使用すると、空気がしっかり抜けますよ。

後は炊飯器にフリーザーバッグごと入れて、お湯をひたひたの状態まで入れ、炊飯器のスイッチを入れて4時間加熱します。

4時間後、炊飯器から取り出し、冷まします。

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冷めたらカットしてみましょう。

ピンク色の柔らかい煮豚ができあがっています。

これは低温調理でできる煮豚のレシピです。

低温調理をすることで、タンパク質が固まるのを抑えて、肉の食感を残すことができます。

お湯につけないことで、肉汁が逃げずに、旨みが残るというメリットもあります。

フリーザーバッグに残ったタレは再度使うこともできますし、ゆで卵を漬けておけば煮卵になります。

チャーシュー丼のタレやラーメンのスープとしても使うことができますよ。

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炊飯器を使うことで、低温で調理することができ、やわらかい煮豚を作ることができます。

また手間がかからないのもメリットですね。

ほとんど炊飯器に入れておけばできあがるので、忙しい合間を縫っておいしい煮豚を作ることができます。

炊飯器などのご家庭にもある調理器具だと思いますので、誰でも、簡単に調理ができますね。

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時には低温調理で作る煮豚を味わってみてください。

フライパンなどで焼いたチャーシューとはまた違ったおいしさを味わうことができるでしょう。

レシピのアドバイスとミニ情報

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最近はラーメン店などでも低温調理で煮豚を作っているお店が増えてきています。

低温調理で作られた煮豚はキレイなピンク色をしていて、やわらかく、ジューシーなのがポイント。

おいしい煮豚を食べることができますよ。

ところで低温調理とはどういった調理法かというと、煮豚の場合は70度くらいで調理をする方法です。

お肉や魚のタンパク質は58℃前後で凝固し、68℃から水分作用が始まります。

脂が多く含まれる肉などは58~68℃程度が調理温度となります。

低温調理をすることで、肉のタンパク質が壊れず縮むことがないのです。

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ジューシーな旨みをキープしたまま、やわらかく調理できるのです。

調理方法は肉を真空パックに入れて、お湯の中に入れます。

真空にすることで、均一に火が通るようにするためです。

空気が入っていると、その部分に熱が伝わりにくいため、硬い部分ができてしまうことがあるのです。

真空パックにすることは、やわらかい肉を作るには重要なポイントとなります。

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低温調理で煮豚を作るには、炊飯器を使うのがオススメです。

炊飯器を使うことで、簡単に柔らかくジューシーな煮豚ができますよ。

赤ワインを使って作る煮豚のレシピを紹介しましょう。

材料は豚肩ロース、青ネギの青い部分、しょうが、しょうゆ、みりん、赤ワイン、酒を用意します。

豚肩ロースを下焼きにします。焦げ目が軽くつくくらい全体に焼き目をつけます。

耐熱容器に酒と赤ワインを入れて、アルコールを飛ばします。

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500wで2分程度が目安です。

耐熱容器にしょうゆ、みりんを入れて混ぜ合わせます。

ビニール袋に豚肉としょうが、長ネギを入れて、しょうゆ、みりん、赤ワイン、酒をすべて入れます。

ビニール袋は2重にするといいでしょう。

炊飯器に袋に入った肉をいれ、お湯を肉の袋がかぶるくらい入れます。

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保温ボタンを押して、2時間待ちます。

2時間後、ボウルなどにタレごとあけて、冷蔵庫で冷やすと味が浸透します。

できあがった煮豚はもちろんそのまま食べてもおいしいですが、ガスバーナーなどであぶるとより香ばしさが出ておいしくなりますよ。

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真空にして作る煮豚には、鍋で煮る調理法よりも、旨みや風味、栄養素などが肉の中に閉じ込められたまま調理をすることができます。

食感や香りがいいのです。

やわらかくなるため、歯が丈夫でないお年寄りなどにも食べやすく、栄養も逃げないため、介護施設などでも利用されている調理方法だそうですよ。

メリットの多い低温調理法。

一度試してみるといいでしょう。

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