煮込むのに時間がかかるのがネックのチャーシュー。
そんなチャーシューも圧力鍋を使えば時間短縮で作ることができます。
ここで紹介しているのはしっとりおいしい塩チャーシューのレシピです。
いつものチャーシューに飽きたら、ぜひ試してみてください。
おいしく作るコツも紹介しています。
レシピ・作り方
チャーシューというと連想するのはラーメンの上にのっているような醤油味のものでしょうか。
ここではいつものチャーシューとは一味違う、サッパリ塩チャーシューをご紹介します。
サッパリ塩味と脂身とろとろが組み合わさった塩チャーシューは、ぜひ一度作ってみてほしいおいしさです。
ご紹介するレシピでは圧力鍋を使います。
圧力鍋を使えば簡単にとろとろのチャーシューを作ることができます。
まずは材料をご紹介します。
お肉は豚バラブロック(600㎎)。
調味料にお酒(200ml)、みりん(100ml)、塩(小さじ2)を用意します。
あとはニンニク(ひとかけら)、青ネギ(青い部分、1本分)、昆布(10cmくらい)、これだけで作れます。
材料のほかには肉を縛るタコ糸があると良いです。
それでは作り方です。
肉は圧力鍋に入るサイズに切ります。
形のキレイなチャーシューにしたかったら、ここでタコ糸を使い豚肉きつく縛っておきます。
縛っておくと煮崩れ防止にもなります。
豚肉はフライパンで表面に焼き色が付くまで焼きます。
中まで火を通す必要は無いので、転がして全面に焼き色が付けば大丈夫です。
圧力鍋に焼いた豚肉と、お酒・みりん・塩の調味料とニンニク・ネギ・昆布の材料を加え、豚肉が浸るようにします。
蓋をしたら強火で加熱します。
お使いの圧力鍋の使い方にそって加圧をして、弱火にしてください。
圧が抜けたら蓋をあけて一度お肉の上下を返しておきます。
もう一度弱火で25分ほど加圧してください。
圧が抜けたら蓋を開けます。
蓋を少しずらして中火で約10分煮込みます。
このとき一緒にゆで卵を入れておくと、塩味の味付け卵も一緒に作れます。
火を止めたら蓋をして10分ほどおいて、冷ましながら味をなじませます。
これで塩チャーシューの完成です。
熱いとうまく切れないので、食べる時は冷めた状態でお好みの厚さに切り分けてください。
塩味でさっぱりしているチャーシューはいろいろな料理に合わせて食べることができます。
レタスなどの野菜と一緒にサラダとして食べても良いですし、そのままおつまみにしたり、ラーメンの具材にしたりもできます。
いつもとは違うサッパリ味のチャーシューが食べたいと思ったら、ぜひ塩チャーシューを試してみてください。
簡単でおいしいのでおススメです。
レシピのアドバイスでは作り方のコツなどのほかに、圧力鍋を使わないで作る塩チャーシューのレシピも紹介しています。
そちらも参考にして、おいしい塩チャーシューを作ってくださいね。
レシピのアドバイスとミニ情報
圧力鍋を使って作る簡単塩チャーシューのレシピを紹介しました。
このレシピの作り方のポイントやコツのほかに、圧力鍋を使わないでも作れる塩チャーシューの作り方も紹介します。
こちらも簡単レシピですので、参考にしてみてください。
まず紹介したレシピについて。
このレシピのポイントは圧力鍋で2回に分けて加圧したこと。
一気に加圧するのではなく、2回加圧したことでとろとろのチャーシューになっています。
途中で裏返すことで、味が全体に行き渡りやすくもなるので、このひと手間は惜しまず行いましょう。
レシピで使ったのは豚バラブロックでしたが、ほかの部位で代用することもできます。
どの部位を使うかは好みもありますが、脂身が少なすぎるとパサパサ触感のチャーシューになってしまうので、バラ肉のほかには肩ロースやモモ肉あたりがおススメです。
一般的にチャーシューで使われているのは、このあたりの部位です。
お肉と一緒にニンニクも入れましたが、ニンニクを生姜に変えても良いですし、両方入れても合います。
それ以外に、玉ネギや人参の切れ端など、野菜の切れ端を一緒にいれてもおいしくなります。
チャーシューを作ろうと思っても、圧力鍋がないという人もいると思います。
そこで圧力鍋がなくてもできる簡単塩チャーシューのレシピを紹介します。
材料は豚肉と塩、粗挽きコショウだけです。
あまり煮込まないので脂身の多すぎない豚肩ロースブロックをおススメします。
もちろん豚バラブロックでも。
作り方は、まず豚肉にフォークで穴をあけて塩コショウをすり込みます。
お肉はラップを3重くらいに巻いてロール状に包み、両端をきつく結んでおきます。
これを冷蔵庫で一晩寝かせて味をなじませます。
お鍋にお湯を沸かします。
保温効果のある土鍋を使うと良いです。
お湯が沸騰したらラップを外したお肉を入れて蓋をし、火を止めて数時間放置。
じっくりとお肉に火を通します。
お肉の真ん中あたりを切ってみて、火の通りを確認してください。
生のようでしたらお湯を再度沸かして肉を鍋に戻し、火を止めて置いておく行程を繰り返して調節して下さい。
直接火にかけずにじっくりと火を通したことで、しっとりとした塩チャーシューの完成です。
放っておくだけの簡単レシピなので、こちらも試してみてください。
いかかでしたでしょうか。
ちょっとしたひと手間で、簡単においしい塩チャーシューが作れます。
気になったら一度試してみてください。