美味しいチャーシューを自宅で作ってみたいと思っている方は少なくないのではないでしょうか。
こちらでは、特に簡単にチャーシューを作ることができる方法を3つご紹介します。
ぜひ参考にして、ご自分でも作ってみてください。
3工程で作れちゃう!かんたんチャーシューレシピ
ラーメン屋さんで食べるとてもおいしいチャーシューですが、「手間ひまかけてじっくり作ったからおいしい」と思っている方も多いもの。
でも実は自宅で簡単に自分で作ることのできる人気のレシピがあります。
面倒な工程を省いてたったの3工程だけでできあがってしまう、ラクラク簡単手作りチャーシューレシピを紹介します。
しかも手作りなら何度の作っているうちに自分好みの味つけにちょっとずつ変えていける魅力も大きいです。
3工程でできるチャーシュー作りに必要な道具は、フライパン・落し蓋・食品保存用のポリ袋またはタッパー・竹串。用意する食材は豚バラブロックを好きなだけ、ですが使うフライパンの中に入る量にしておきましょう。
タレ用の材料として砂糖大さじ2・みりん大さじ2・酒大さじ4・しょうゆ大さじ4・鷹の爪適量。
落し蓋として用意するものは木製の蓋である必要はなく、アルミホイルやクッキングペーパーをフライパンのサイズに合わせて切ったものでも構いません。
むしろこちらの方が使い捨てができるので洗い物が増えずラクです。
そして作り方ですが、1工程目ではフライパンを熱して強火で豚バラブロックの表面をしっかり焼いて焼き色をつけます。
そのままのお肉をいきなり焼きますが、事前にたこ糸で縛ったりフォークで穴をあけたりなどの手間をかけなくてもおいしくすることが可能です。
次に2工程目では中火にし、タレ用調味料をすべて入れ沸騰させましょう。
沸騰したあとは落し蓋をして最弱火にしてお肉の芯までしっかりと火を通します。
ここでかかる時間は約15分ほどとそこまで長くはありません。
ポイントは煮汁を煮詰めないことです。
最後の3工程目では、時間がたったら竹串でお肉をさし赤い肉汁が出てこないかを確認。
出てこなければ芯まで火が通っている証拠です。
その後少し冷まして粗熱をとったあと、食品保存用ポリ袋またはタッパーに煮汁とお肉を一緒にいれて冷蔵庫へ入れます。
完全にさめるまでの間にじわじわとお肉は味がしみ込んでいきます。
冷蔵庫で冷やす時間を考えても使いたい日の前日に作っておけば余裕で当日食べられる、とても簡単なチャーシューレシピです。
冷めて味が染みたチャーシューをスライスしてラーメンにのせても、そぎ切りにして丼の具として使ってもOK。
お酒のおつまみとしても食べやすい料理になります。
フライパンの大きさにもよりますが一度にたっぷりのお肉を調理できるので、家族が多い人やたくさん人を呼んでパーティーをするときのメニューにも使いやすい人気レシピです。
ほとんど煮込むだけ!醤油味ベースチャーシュー
他にやりたいことがある時に手の込んだ料理を作るのはとても大変なこと。
でもほとんど煮込むだけでできるチャーシューなら、用事を済ませつつ見守ればOKなのでとても簡単です。
特にパーティーや年末など人が集まる時の準備は料理以外にもたくさんあります。
その時にはぜひ使いたくなる、ほぼ煮込むだけの人気チャーシューレシピをご紹介。
お肉料理なのでメニューのメインにもなり重宝します。
必要な道具は、鍋・まな板・包丁・たこ糸・ラップ・食品保存用ポリ袋またはタッパー。
たこ糸は料理用でなくても一般的なもので構いません。
100円ショップやホームセンターで購入できるものです。
用意する食材は、豚バラ肉かたまり800g~1kg・塩適量。
タレ用の材料は水800ml・しょうゆ200ml・酒200ml・砂糖30g・ざく切りのネギ少々・ニンニク5~7かけ・しょうが5mmスライスを7枚。
初めに下ごしらえとしてお肉の全体に塩をまんべんなくぬりこんでおきます。
塗り終えたらくるくる巻いてラップで包んで密封し1時間時間ほど常温でそのまま放置。
時間がたったらラップをはずしてたこ糸でぐるぐる縛ります。
さきほどラップで包んだ時の丸めた状態でしっかりと縛っておきましょう。
この時の縛り方が甘いと煮込む時にお肉が崩れてしまうので大変な作業ですが力を入れて行います。
それに縛り方がしっかりしていると丸くてよりおいしそうな見た目のチャーシューに仕上がります。
準備ができたら鍋に用意したタレ材料をすべて入れ、軽く混ぜてからお肉を入れます。
全部入れ終えてから強火にかけて沸騰させ、その後は中火で1時間ほど煮込むだけです。
この1時間の間に他の料理を用意したり洗い物を片付けたりといろいろする時間がとれます。
ただし、この1時間の間にアクと余分な脂が浮かんでくるので取り除くようにしましょう。
中火で1時間の煮込みが終わったらあとは弱火~中火くらいの火加減でさらに煮込み続けるだけ。
煮込んでいる間の1時間に1回くらい肉をひっくり返せばOKで、それ以上はお肉に触らないことがポイントです。
あまり触りすぎると脂身が崩れて、せっかく頑張ってしっかりと巻いたたこ糸がムダになってしまいます。
煮込み時間の合計は3時間ほど。
これだけの時間があれば他にもいろいろと準備や家事が片付きます。
煮込みが終わったら煮汁と一緒に食品用保存ポリ袋かタッパーにいれてしっかり封をして冷蔵庫で冷やします。
もしあればローリエを一緒に入れておくとなお風味の良いチャーシューに仕上がります。
耐熱容器にお肉を入れてチン!簡単豚肩ロースチャーシュー
おいしいチャーシューをいつでも自宅で食べられたらうれしいものですが、手間をかけた料理はする時間がないという人も少なくありません。
でも、忙しい人や料理初心者でも簡単に作ることのできるチャーシューレシピがあります。
耐熱容器を使って電子レンジで手軽に作る人気のチャーシューレシピです。
これなら時間や難しい工程を気にせずにいつでも気が向いたときに材料をそろえてササッと調理できます。
このレシピで使う道具は、電子レンジ・耐熱容器・トング・ラップ・竹串。
耐熱容器に代わりに電子レンジ対応の深めのお皿を使ってもOKで、トングはお肉をひっくり返す時あると便利です。
必要な食材は、豚肩ロースかたまり肉300~400gとタレ用の材料に砂糖大さじ3・しょうゆ大さじ3・オイスターソース大さじ1.5・酢大さじ1・塩大さじ半分・おろししょうが小さじ1・おろしニンニク小さじ1。
おろししょうがとおろしニンニクはチューブタイプのものを用意すると便利です。
豚肩ロース肉も1パックで購入すればよく、量にこだわる必要はありません。
また、たくさん作る時に600gを超える場合はお肉を縦半分に切ると作りやすくなります。
作り方はまず耐熱容器にタレの材料をすべて入れて混ぜ、そこへお肉をいれてなじませます。
もう少し手間をかけたいと思う時は、食品保存用のポリ袋やしっかりしたビニール袋にタレとお肉を入れてもみこんだり、何時間かタレにお肉を漬け込んだりしてもOKです。
次に耐熱容器にラップをして、電子レンジ500wで5分加熱。
この時お肉の量が400gに近い時は6分、500g以上であれば7分と加熱時間を調整しましょう。
加熱がすんだら電子レンジから出してラップをはずし、トングでお肉を裏返します。
そしてラップをかけずにそのまま電子レンジへ戻しさらに7分加熱。
時間がたった時に竹串で刺してみて赤い肉汁が出なければ完成です。
もし肉汁が出てきたらさらにもう1分加熱しましょう。
調理の工程はこれだけで、あとはレンジからだして粗熱をとったあとスライスし、残りのタレをかければできあがりです。
濃いめのしっかりした味付けになっているので、ごはんにのせてチャーシュー丼にするととてもおいしく食べられます。
残ったら冷蔵庫に保存しておくと、いつでも欲しい分だけ出して使える常備食材として重宝します。
豚肩ロース肉が特売の時には多めに購入してつくりだめしておいても家族から喜ばれる一品です。