チャーシューをたっぷり作ったら、付け合せメニューにもチャレンジ。
チャーシューサラダはボリュームもあってあざやかな色合いが魅力の一品です。
旬の野菜を上手にプラスすることで、より栄養バランスのよい料理になります。
レシピ・作り方
チャーシューはラーメンやチャーハンにいれるだけでなく、付け合せの料理にも使うことができる万能食材。
なので、お肉が特売していたらぜひたくさん購入してチャーシューをたっぷりつくっておきましょう。
そんなチャーシューを使って作る「チャーシューサラダ」のレシピをご紹介します。
お肉だけでなく野菜もおいしくしっかりとれるので、野菜嫌いの人にもぴったりなメニューです。
まず用意する道具は、鍋・包丁・まな板・ボウル・ざる。
必要な材料は、チャーシュー80g・もやし1袋(200g)・きゅうり1本と調味料はしょうゆ大さじ1・黒酢または酢大さじ1・みりん大さじ1・ごま油大さじ1・すりごま大さじ1。
これだけの分量で2人分作ることができます。
調味料の分量がすべて大さじ1のため、覚えやすくて間違いにくいのもこのレシピの魅力です。
そして作り方は、初めに鍋にもやしと水をいれて火にかけ、沸騰したらざるにもやしをとってそのまま冷まします。
チャーシューときゅうりはせん切りにしておきましょう。
次にボウルに調味料の材料のしょうゆ・黒酢・みりん・ごま油をいれてよく混ぜます。
そして食べる直前に混ぜ合わせて作ったタレをもやし・チャーシュー・きゅうりといっしょにいれてまぜればできあがりです。
材料を切ってまぜるだけでできるので、調理にかかる時間は早ければ10分以下。
これならあと一品何か加えたい時にも便利な時短メニューです。
このレシピではごま油や黒酢を使うことで中華風の味に仕上がっています。
このほかに唐辛子や七味唐辛子などをいれてもピリッと大人向けな味になるので、おつまみにも最適です。
また、朝のあわただしい時間のお弁当作りにも利用しやすいメニューで、お弁当に入れる時はタレが周りのおかずやごはんにしみこまないようタレをよく切ってからアルミカップに入れるなどの工夫をしましょう。
それからチャーシューサラダは材料にお金がかからないことも大きな魅力のひとつ。
そのため、たくさん人が集まるパーティーやお正月などのイベントの時にも重宝する料理です。
見た目もあざやかでボリュームも出しやすいので、たっぷり作って大皿によそって出せばそれだけでテーブルを華やかにする一品になってくれます。
味についても大人から子供まで幅広く好まれるため、お子さんの誕生日パーティーや仲の良い友人を集めたおうち飲み会などにもおすすめです。
材料がヘルシーなので女子会のテーブルにも並べたい一品といえます。
レシピのアドバイスとミニ情報
野菜たっぷりで栄養バランスも良いチャーシューサラダを作る時、よりおいしくきれいな仕上がりを目指すには次のポイントに気を付けてみましょう。
まず、きゅうりはせん切りにしたらもう一つ別のボウルを用意しておき冷水をいれそこへさらします。
こうすることでシャキッとし、より歯ごたえも楽しめるように。
水にさらしたあとはキッチンペーパーでおさえて水気をよくとっておきましょう。
そして、野菜をもやしときゅうりだけでなくその他のものも加えることです。
するとさらに色合いが良くなり鮮やかなサラダに仕上がります。
さらにその時旬の野菜を上手にとりいれればサラダの栄養価もアップし、一層栄養バランスのよい一品に。
地元産の新鮮とれたて野菜をプラスしてもその土地でしか作ることのできないオリジナルチャーシューサラダになります。
お好みであらゆる野菜をプラスしてみましょう。
もし加える野菜に困ってしまったら、試しににんじんを加えてみては。
それからそれぞれの野菜の特徴を生かし季節に合わせたチャーシューサラダにすることも喜ばれるポイントになります。
レシピの中で使われているきゅうりは夏の野菜で、食べることで夏を過ごしやすくする働きを持っているのが特徴。
表面の緑色の皮にはベータカロチンが含まれており、体内でビタミンAに変換されて皮膚や粘膜の健康維持に役立つ栄養素です。
また、カリウムを多く含み塩分の排出を促す働きをするほか、利尿作用もあるので体内の水分量を調節してむくみ解消にも効果的と言われています。
他にも暑い夏に体内にこもりがちな熱を冷ます作用があるので、夏には積極的にとりたい野菜の一つと言えます。
もやしといえば安くて料理のかさ増しができ、カロリーが低いことを注目されがちですが、実は栄養をしっかり含んだ野菜。
免疫力アップに欠かせないビタミンC、快適なお通じに不可欠で便秘解消に役立つ食物繊維、血圧降下作用のあるカリウム、疲労回復にうれしいアスパラギン酸などの栄養素をもっています。
また、もやしには「緑豆もやし」「ブラックマッペ」「大豆もやし」の三種類がありますが、この中でも大豆もやしが特に栄養豊富で他のもやしの2倍もの栄養素を含んでいます。
にんじんの大きな特徴は非常に多くのカロチンを含んでおり、油と一緒にとると相性がとても良いことからその働きをアップさせることができます。
チャーシューサラダには油が含まれているため理想的な摂取方法といえるのです。
そしてにんじんをサラダに使う時は皮をむいてしまわず、皮ごとスライスして使いましょう。
にんじんの栄養成分は皮の部分にもつまっており、皮付きの方がカロチン含有量が多いためです。