ラーメン屋のチャーシューは丸くてキレイなカタチをしています。
もちろんおいしいですね。
それは豚肉をタコ糸でキレイに縛って作っているのもコツです。
ラーメン屋のチャーシューのようなおいしいチャーシューの作り方を紹介しましょう。
レシピ・作り方
ラーメン屋のチャーシューは、ほろほろとやわらかく、ジューシーですよね。
こんなおいしいチャーシューが家で食べられたらいいのに、と思ってしまいますね。
まったく同じようなチャーシュー、というわけにはいかないかもしれませんが、ラーメン屋さんのチャーシューを再現する作り方を紹介しましょう。
家でおいしいチャーシューが食べられますよ。
材料は豚バラブロック、しょうが、にんにく、長ネギ、水、しょうゆ、酒、みりん、昆布、かつお節を用意します。
作り方は次の通りです。
豚バラブロックの脂身が外側になるように、タコ糸でグルグル巻きにします。
煮崩れしないようにしっかりと結びましょう。
ネットを使ったり、もともと糸で縛ってあるものを使ったりすると手間が省けますね。
にんにくは皮をむき、長ネギは5cmくらいにカットしておきます。
しょうがは皮をむかずにそのまま使います。
さらにタマネギやリンゴの皮などがあれば、それも一緒に入れると旨みが出ますよ。
豚肉としょうが、にんにく、長ネギ、水を鍋に入れて、強火にかけます。
沸騰してきたら弱火にしてじっくりとコトコト煮ます。
目安としては3時間くらいじっくり煮るのがオススメです。
時間をかけてじっくり煮るほど、やわらかいチャーシューができますよ。
煮ることで余分な脂がなくなるので、ダイエット中でも安心です。
アクが出てきたらていねいに取り除きましょう。
途中で水がなくなってきたら、足します。
材料がひたひたになるくらい足すようにしてくださいね。
3時間以上煮込んだら、別の鍋に、しょうゆ、酒、みりん、昆布、かつお節などの調味料を入れて煮詰めます。
煮立ったら昆布を取り出してかつお節を入れて、2~3分くらい煮て、かつお節を取り出します。
その中に豚肉を入れて、両面を10分ずつ、弱火で煮ます。
煮込んだら冷めるまで放置します。
冷めた豚肉はジップロックや密閉容器にタレごと入れて、冷蔵庫で一晩寝かせます。
ゆで卵を漬けておけば、煮卵もできますね。
タレにはうまみがたっぷり入っているので、スープに使うのもオススメです。
温かいままでカットしようとすると崩れてしまうので、冷やしてから切るといいですよ。
食べるときにあぶったり、電子レンジで温めたりすると、やわらかさとジューシーさが倍増します。
おつまみで食べてももちろんおいしいですが、やはりラーメンにのせて食べてみてください。
ラーメン屋さんのチャーシューに負けないくらいおいしいチャーシューが食べられるでしょう。
おいしくなるコツと豆知識
ラーメン屋さんのチャーシューはおいしいだけでなく、キレイにクルクルと巻かれていて、見た目も美しいですね。
あんなふうにキレイに巻いたチャーシューを自宅で作れば、本格的なチャーシューのようですね。
味も大事ですが、料理は見た目も大事です。
ラーメン屋さんのチャーシューのように、キレイにクルクルと巻いたチャーシューを作るには、どのようなコツがあるのでしょうか?
まず豚バラ肉を12~13cm×15~16cm程度にカットします。
はみ出した肉を指で押し込め、タコ糸で巻いていきます。
両側からタコ糸で結び、形が崩れないようにします。
ぐるぐるに巻いた方が形が崩れず、キレイに仕上がりますよ。
結んだら、ラップでぐるぐる巻きにします。
そこで形を整え、冷蔵庫で1~2日寝かし、肉に形を覚えさせます。
その後、肉を合わせた部分から焼いていきます。
タコ糸の縛り方にもいろいろあります。
もう一つの方法を紹介しますね。
まずはタコ糸の片方を肉の箸に結びつけ、もう一方を肉の真上に持っていき、手の平に垂らします。
手の平をひとひねりしたら、その中にできる輪っかに肉を通します。
最初の結び目よりも置くに通し、糸を引きます。
すると、肉が締まります。
これを繰り返していきます。
肉の端までいったら、天地をひっくり返し、タコ糸を端の糸の下側からくぐらせ引くと、肉が締まります。
これを繰り返し、最後までいたら、再度天地をひっくり返して、最初の結び目の場所でしっかりと結びます。
これでしっかりと肉を縛ることができます。
このように縛るとキレイに縛ることができますが、面倒だなと思う場合は、ぐるぐる巻きにするだけでも大丈夫です。
ただし、縦と横の糸が絡んでいた方が、伸びたり、ずれたりしないので、肉の形がキレイになるのです。
まずはタオルなどで練習してみるといいですよ。
コツさえつかめれば簡単にしっかりと結ぶことができます。
豚肉をタコ糸で巻くのは形を整えるためと、火の通りを均一にするためです。
形がデコボコしていると、火の通りがよくないところも出てきてしまい、やわらかい部分もあれば、硬い部分も出てきてしまいます。
タコ糸で形をしっかり整えれば、キレイな丸いチャーシューになりますよね。
タコ糸で縛るのが面倒な場合は、ネットもありますので、それを利用すると簡単ですよ。
最初からタコ糸で縛ってある豚肉もあります。
タコ糸でキレイなカタチを作り、ラーメン屋のチャーシューに負けないおいしいチャーシューを作りましょう。