ラーメンの上にのっていて、とってもおいしいチャーシュー。
お箸ですぐ切れてしまうくらいのとろとろチャーシューを自宅で作れるとしたらどうでしょうか?
こちらでそのレシピを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみましょう。
レシピ・作り方
お店のラーメンにのっているような、とろとろチャーシューが自宅で作れるのを知っていますか?
家で作れば食べ方もいろいろ楽しめます。
おかずにもなりますし、ラーメンにのせて食べれば家でもお店のラーメン気分が味わえます。
作り方が難しそうと思うかもしれませんが、圧力鍋があれば割と簡単ですよ。
レシピをご紹介しますので、参考にしてみて下さい。
まずは材料から。
豚肩ロース塊(400g)、長ネギ(1本)、しょうが(ひとかけら)、醤油(大匙5)、酒(大匙3)、三温糖(大匙3)、サラダ油(大匙1)、本みりん(大匙1)。
豚肉はお好みでばら肉にしても良いです。
ばら肉の方が脂身の多いとろとろチャーシューになります。
脂身が苦手な方は肩ロースがおすすめです。
脂身の少ないもも肉や、煮込むと硬くなってしまうロースや崩れやすいひれ肉はとろとろチャーシューを作るのには向いていません。
三温糖がなければ普通の砂糖でも代用可能です。
それでは作り方を説明します。
約4人分です。
材料の長ネギはぶつ切りにし、しょうがは薄く切ります。
豚肉は丸めてタコ糸できっちりと縛っておきます(煮崩れ防止になりますが、なくても作ることはできます)。
ビニール袋や密閉袋に切った長ネギとしょうが、みりん以外の調味料を入れ、そこに豚肉を入れて一晩冷蔵庫で寝かせます。
豚肉を寝かせたら、フライパンにサラダ油を熱して肉の表面を焼きます。
焼き色をしっかりと付けたら圧力鍋に移し、漬け込んでおいた汁も一緒にいれます。
そこに肉が半分隠れるくらいの水を足します。
圧力鍋を加圧し、圧力がかかったら40分ほど弱火で煮込みます。
圧力が抜け蓋が開くようになったら、この状態で肉を冷まします。
冷ますことで味がよく染み込みます。
肉を取り出した後の汁にみりんを加え、半分になるまで煮詰めれば、チャーシューに合わせるたれも作れます。
これでとろとろチャーシューの完成です。
冷める過程で味が染み込みますし、熱いうちに切ると崩れやすいので、でき上がったら冷めるまで食べるのは我慢しましょう。
これで箸でほろりと崩れるとろとろチャーシューの完成です。
あとはお好みでラーメンにのせても良いですし、味がしっかりしているのでおかずの一品にもなります。
たっぷりのネギとたれをかけたチャーシュー丼なんていうのもおいしいですよね。
お店で買うよりもたくさん食べられて応用可能なとろとろチャーシューを、ぜひ作ってみて下さい。
圧力鍋がないという人は、じっくりお鍋で煮込んで作ることもできます。
その際のコツなどは別に紹介します。
レシピのアドバイスとミニ情報
自宅で簡単にとろとろチャーシューを作るのに、ご紹介したレシピでは圧力鍋を使用しました。
圧力鍋を使うと、時間がかかる煮込み時間を短縮してとろとろチャーシューが作れるので便利です。
ですが、中には圧力鍋がないという方もいると思います。
それでもとろとろチャーシューを作ることはできるので、その作り方をご紹介します。
基本的に使う材料は変わりません。
豚肉を丸めてタコ糸で縛ったら、フライパンで表面に焼き色が付くまで焼きます。
その後は鍋に肉とネギ・ショウガ、肉が浸るほどの水を加えて、上からキッチンペーパーで落し蓋をして火にかけます。
沸騰した後は中弱火にして、2時間くらいじっくりと煮込んで下さい。
茹で汁はスープなどに再利用できます。
お鍋に調味料(醤油大匙5、酒・砂糖大匙3、みりん大匙1)と水を1カップほど加え、軽く煮詰めてアルコールを飛ばします。
濃さなどはお好みで調整して下さい。
このたれに、茹でた豚肉を漬け込み、キッチンペーパーで落し蓋をして入れ、さらに中弱火で1時間ほど煮込みます。
お好みで肉の表面を焼いて、また煮汁に戻します。
これを数回繰り返すと表面が照りのあるチャーシューが完成です。
その後は煮汁に戻して冷まして下さい。
完成したチャーシューが硬くなってしまった場合に、とろとろにする方法もご紹介します。
底の浅い鍋にたれとたれの倍量の水を入れます。
そこに5ミリ程度に切り分けたチャーシューを入れ、火にかけます。
沸騰したら弱火で1時間くらい煮込みます。
このひと手間でとろとろチャーシューの完成です。
取り出す時はフライ返しなどの平らなもので取り出して下さい。
お箸だと崩れます。
ポイントはたれを煮詰めるので薄めることと、切った状態で煮込むということです。
少し手間はかかりますが、このひと手間でとろとろチャーシューに変身します。
おいしいチャーシューを作るのに大切なポイントは、煮汁に豚肉をきちんと漬け込むことです。
しっかりと味の染み込んだおいしいチャーシューになります。
また豚肉をタコ糸で縛るのは形が崩れないようにするためなので、縛った方がキレイなチャーシューが作れます。
無い場合や気にしない場合は、縛らなくても作れます。
いかかでしたでしょうか?
時間はかかりますが、家でもお店で食べるようなとろとろチャーシューが食べたいという人は、このポイントをおさえてぜひ作ってみて下さい。
多少の時間をかけてても作ってみる価値はありますよ。