焼き豚を1から手作りすれば、大量のタレも同時に仕上がります。
そのため、チャーシューのタレがなくなるという心配はあまりないでしょうか、万が一タレが不足したときにチャチャッと作れるレシピを紹介しましょう。
レシピ・作り方
美味しい焼き豚があるのに、タレが足りないというときもときにはあるでしょう。
あるいは、焼き豚とは別の料理にチャーシューのタレをかけて食べたいというときもあります。
そんなとき、覚えておくとたった数分で作れる焼き豚のタレのレシピがあります。
ここでは、焼き豚のタレのみのレシピを紹介します。
用意しておく材料は、みりん、砂糖、日本酒、しょうゆのみです。
ほんの少量作るだけの分量は、みりんとしょうゆが各大さじ2、砂糖と日本酒が各大さじ1。
まとめて作っておけば、容器に保存しておいて使いたいときにすぐに出せるでしょう。
砂糖をはちみつやざらめにしてみたり、好みの甘味料にしてみるのもOKです。
白砂糖とは多少味が違ってくるはずですから、味の加減もお好みで調節してみてください。
作り方は、笑ってしまうほど簡単です。
材料を全て鍋に入れて、ちょっと煮詰めるだけ。
少量ならば、煮詰めるというほどの時間もかからず、一瞬の間に出来てしまうはずです。
煮詰めたら蒸発してしまうくらいの少量だけ作るときには、注意してください。
焼き豚のタレとして作っておくのではなく、お肉や野菜を焼いたときなどに、味付けとしてまわしかけてみるのもおすすめです。
その際は、慌てず調理できるように材料をすぐに鍋に投入できるように準備しておくようにしましょう。
みりんも砂糖もしょうゆも焦げ付きやすいので、油断するとタレがなくなってしまうだけでなく食材が焦げてしまいます。
鍋を出すのも面倒というときには、電子レンジを利用する手もあります。
レンチンなら、さらに時短に。
材料を耐熱容器に入れて、数十秒から1分ほど加熱するだけで完成です。
ただし、電子レンジでも調味料が焦げ付いてしまうことがあります。
タレがなくなってしまったり、お皿にこびりついて取れなくなってしまったなどということにならないよう、短い時間レンジを見守っておくと失敗がありません。
焼き豚のタレがこんなに簡単に作れることがわかったら、豚肉を蒸したり茹でるだけでお皿に盛り付けて、後はタレを添えるだけでも立派な一品になります。
タレを電子レンジでチンして作り、加熱した豚肉を漬け込んでも、美味しいチャーシューになるはず。
本格的なチャーシューのレシピを時短にしたバージョンですから、堂々と焼き豚として食卓に出してみてください。
作ったタレで、煮卵を作るのもおすすめです。
チャーシューを作ったタレで煮卵を漬け込むと思うと手間がかかりそうですが、タレだけ作って卵を漬け込むなら気楽に作れそうではありませんか?
是非、チャレンジしてみてください。
レシピのアドバイスとミニ情報
簡単に作れる焼き豚のタレのレシピは、あまりにも簡単過ぎて注意しておくべきポイントも特にありません。
強いて挙げれば、鍋でタレを煮詰める場合は焦がさないように火加減に気を付ける点でしょうか。
それだけ?とあっけなく思うかもしれませんが、本当に簡単ですから、試してみてほしいのです。
電子レンジでチンする場合も、あまり心配はないものの、容器にラップをかけて加熱することをおすすめしておきます。
このように、簡単過ぎて失敗しようがない焼き豚のタレのレシピだけに、ここではアレンジのレシピを紹介することにします。
おすすめのレシピは、もやしのタレ炒めです。
焼き豚があれば、もやしを添え野菜にしてタレを全体にかけるのもよいのですが、もやしだけで焼き豚のタレを使って炒めても美味しい一品になります。
オイスターソースのような複雑な深みのある味のもやし炒めになりますから、試してみてください。
蒸しもやしでも、茹でもやしでもOKです。
ごま油を加えると、ナムルのタレ風にもなってくれます。
ほうれん草やニンジンを茹でて和えると、一気に韓国風になってビビンバのようにして食べても美味しくいただけます。
贅沢な使い方に思えるかもしれませんが、卵かけご飯のタレにするのもおすすめ。
通常はしょうゆのみの卵かけご飯が、贅沢な味に変身するのが不思議です。
豚肉だけでなく、鶏肉にも合う焼き豚のタレは万能。
そもそも焼き豚を仕込むときに出来たタレではないため、焼き豚のタレと呼ぶのもはばかられるかもしれませんが、焼き豚のタレと思って使っていると焼き豚風の味がしてくるのも便利です。
きのこを炒めるときに使っても、生の千切りキャベツを食べるときにかけても絶品。
あれこれ使い始めると、もう焼き豚のタレなしでは食生活がまわらなくなってくるほどになるかもしれません。
因みに、作ったタレはどのくらい日持ちがするかという問題ですが、常温で保存してもかなりもってくれます。
みりん、しょうゆ、砂糖、日本酒という元々日持ちがする材料のみを使っているため、長くて1ヶ月くらいは置いておいても大丈夫です。
ただ、やはり風味が多少落ちてきますから、何ヶ月も置いておくよりは1ヶ月分くらい作って使い切ったらまた作るというようにしたほうが、新鮮な風味を楽しめるでしょう。
思いついたときに簡単に作れるレシピですから、食べようと思ったときに作るのが一番かもしれません。
美味しいとほめられたら、教えてあげると喜ばれるでしょう。