中華料理のイメージが強いチャーシュー。
でも、アレンジ次第で和・洋・中と使い分けて楽しむことができます。
いつもの定番料理に飽きたらアレンジ料理に挑戦していろんなチャーシューを使った料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。
チャーシューのアレンジおかずを楽しもう
チャーハンやラーメンを食べる時に活用できるチャーシュー。
スーパーなどで惣菜として売っていたりもしますし、家庭でも豚の塊肉があれば作ることができます。
実はそれを使ってアレンジ料理を楽しめるレシピも沢山あるんです!
今回はそんなアレンジ料理をいくつかご紹介していきます。
いっぱい作った時はアレンジをして色んな味を楽しんでみてはいかがでしょうか?
最初にご紹介するのがひつまぶし風のごはんレシピです。
チャーシューをさいの目状に切り、煮汁と一緒にご飯と混ぜ込みます。
彩りを良くするために塩で少し味をつけた卵を焼いて錦糸卵を作り、ご飯の上に錦糸卵を刻みのりを飾って完成です。
錦糸卵は作る時にフライパンに卵がくっついてしまい上手に作れないという人は油を塗った耐熱容器に卵液を入れてレンジで加熱して作る方法もあります。
特にアレンジなしのそのままの味で食べるのも良いですが、ちょっと味に飽きてきたら好みの薬味を入れてちょっと味を変えてみるとまた違った味でおいしく味わうことができます。
続いてご紹介するのが朝ご飯にピッタリのおしゃれなバケットサンドです。
バケットを好みの大きさに切って具を入れるために切り込みを入れます。
切り込みを入れたところに野菜や切ったチャーシューを挟んでマヨネーズを塗って完成です。
野菜も摂れてボリュームもあるので朝ご飯に最適なレシピ。
彩りもありますし材料さえあれば5分もかからず出来ちゃうので忙しい時にもササッと食べられて便利なレシピです。
次に、ちょっとチャーシューが余ってしまった…という時に最適なのがスープです。
水切りをした絹ごし豆腐を一口大に切り、小麦粉をつけてサラダ油を塗ったフライパンで焼きます。
焼き色がついたら一旦豆腐を取り出します。
フライパンにごま油を熱して刻みにんにく、刻みしょうが、豆板醤を炒めます。
香りがたったらチャーシューを加えて、さらにチンゲン菜や長ネギを加えます。
野菜に火が通ったらオイスターソースと鶏がらの出汁で味を調えて完成です。
チンゲン菜がない場合は、キャベツや他の葉物野菜で代用してもOKです。
ちょっと中華風なアレンジに飽きてしまった時にオススメなのがエスニック風のおこわです。
まず、タイのもち米を良く洗い、30分水に浸けたらざるに上げて水を切っておきます。
水にもち米を浸けている間に干し椎茸をぬるま湯で戻して水を切っておきましょう。
干し椎茸と竹の子は1.5センチくらいの大きさに切り、チャーシューはもう少し大き目に切ります。
漬け汁や醤油、ウェイパー、で味付けした調味液に椎茸の戻し汁を加え、先ほど切った干し椎茸、竹の子を火が通るまで煮ます。
さらにチャーシューを加えて2.3分煮たら五香粉を加えます。
煮たものは汁と具に分けておき、炊飯器にもち米と煮汁を加えて炊くお米の量に合わせて水を入れます。
最後に具材を入れて混ぜてから炊き込みモードやおこわモードに設定して炊飯します。
炊き上がったらご飯をかき混ぜて少し蒸らせば完成です!
エスニック風に仕上げたいならタイ米がオススメですが、タイ米が無いという人は普通のもち米を使用して作っても大丈夫です。
とにかく手軽にチャーシューを使ったご飯料理を作りたい人にオススメなのが炊き込みチャーハンです。
作り方はとにかく簡単!お米を洗ってザルに上げて水を切っておきます。
チャーシューはチャーハンに使う時ぐらいの大きさを目安に切り、人参とレタスを細切りします。
後はお米、煮汁を入れて適量の水を加えます。
さらに具材を投入して炊飯するだけで旨みがいっぱいの炊き込みご飯ができます。
ちょっと意外なアレンジメニューとしてご紹介するのがパエリアです。
最初に刻んだ玉ねぎをオリーブ油でじっくりと炒めます。
そこにお米を入れて炒めたら、お湯で溶いたパエリアの素を入れたら適当な大きさに切ったチャーシューを散らして千切りをした人参を上に載せます。
フライパンに蓋をして15分程炊きます。
パチパチという音が聞こえたら火を止めて20分程度蒸らしたら出来上がりです。
もっと野菜たっぷりのパエリアが好きな人はお好みの野菜を入れてもOKです。
最後に火を使わずに出来ちゃう簡単レシピをご紹介します。
市販で売られているサラダをお皿に載せて、薄切りしたチャーシューを乗せます。
煮汁を上からかければ完成です。
火を使わずに出来るのでとにかくお手軽です。
また、ビールにも合うのでお酒と一緒におつまみ代わりにもできます!
アレンジレシピをご紹介しましたが気になったレシピはあったでしょうか?
今度チャーシューを作ったり買ったりする機会があったらこういったアレンジレシピを作ってはいかがでしょうか。
どのレシピも手軽に作れるレシピなのでいつもとは一味違った料理を楽しんでみてくださいね。
【和】ビールと一緒に食べたいおつまみ!ネギチャーシュー
チャーシューはビールのおつまみにも最適です!
そのままで食べてもお酒は進みますが、ちょっとしたアレンジを加えるとさらに美味しいお酒のお供になります。
余ったり、味がイマイチなチャーシューを処理する時にこのレシピを活用してみてはいかがでしょうか?
ちょっとピリ辛味なので大人の方にオススメのレシピです。
今回紹介するレシピはピリ辛の味がお酒にぴったりのネギチャーシューです。
作るのに必要な材料はチャーシューの他は長ネギ、ラー油、はちみつ、醤油、ごま油、白ごまなど普段から家にあるものばかり。
これらの材料を使っていつもの味をちょっとパンチのある大人な味の一品にリメイクさせていきます。
材料があればすぐに出来てしまう簡単レシピです。
これがあればお酒も進んでしまいます。
まず最初に長ネギを長い極薄切り若しくは白髪ネギにします。
白髪ねぎは、4㎝の長さに切り、中の芯を取り出して縦に細切りにすれば上手に作ることができます。
切った後はネギを水に10分くらいさらしておきましょう。
そうすることによって、よりシャキシャキとした歯ごたえが出ますし、ネギの辛味が抜けます。
水にさらしたあとはペーパータオルに包んでしっかりと水を切りましょう。
チャーシューも細切りにしておきます。
次にボウルにラー油、はちみつを小さじ1/2と醤油とごま油を小さじ1、ごまを適量入れて混ぜておき、そこに切った具材を入れて混ぜ合わせて完成です。
ネギの水をしっかり切っておかないと全体的に水っぽい仕上がりになり、味も薄まってしまうので美味しく作るためにもネギの水切りはしっかり行いましょう。
ネギを極薄切りにする場合、ネギの量は1/2本でOKですが白髪ネギにする場合は1本使いましょう。
ネギの辛味をしっかり抜いておきたい場合、熱湯をかけてすぎに水にさらす方法などが有効です。
また、ネギの辛み成分は気化するので、前日に作っておいて1日寝かせるだけでも辛味が和らぎます。
また、ラー油を切らしている時は豆板醤などでも代用が出来ますし、小さいお子さんに食べさせるときはラー油無しのごま油多めでも美味しく仕上がります。
このネギチャーシューはそのまま食べてお酒のおつまみにするのも良いですし、ラーメンにも合う味付けになっているのでラーメンのトッピングとしても最適です。
他にも焼いた豆腐の上に載せたり色んな料理のトッピングとして活用できます。
余ってしまった時などはネギチャーシューにリメイクして色々な料理に活用してみましょう!
【洋】オリーブオイルとの相性が◎洋風焼き豚
焼豚と聞くと、どうしても中華のイメージになりがちですが、味付けをちょっと変えるだけでいつもの焼豚とは一味違った仕上がりになります。
オーソドックスな焼豚にちょっと飽きてきた時はこの洋風の焼き豚レシピを活用してみてはいかがでしょうか。
この洋風の焼き豚はそのままで食べるのはもちろん、チャーハンやラーメンなどの中華料理にも使うことが出来ます。
このレシピでは豚ロースの塊肉を使用しますが、使う肉の種類によっても仕上がりが違ってきます。
お好みの肉を使って作ってみてください!
まず最初に密閉できる袋を用意しておきましょう。
豚肉500gに対しおろしにんにく小さじ2、オリーブオイル50㏄、塩小さじ2、粗びきこしょう小さじ1の調味料を用意し袋の中に入れてしっかり合わせておきます。
そして豚の塊肉を入れて合わせた調味料を全体的にお肉になじませていきます。
イメージとしてはお肉にオイルをすりこむ感覚でなじませていきましょう。
その後袋の中の空気をしっかり抜いて真空状態にして冷蔵庫で冷蔵庫で半日から1日寝かせます。
寝かせることによって味を染み込ませたり、熟成させることができます。
真空状態の方がより味も染みやすくなります。
肉を寝かせたら、アルミホイルでお肉を乗せられる大きさのお皿をつくりましょう。
レンジにスチーム機能がある場合はその機能を使用してください。
ないレンジを使う場合は天板にお湯を張ります。
そして寝かせた肉をアルミホイルで作ったお皿の上に置きます。
この時脂身を上にしてください。
袋に入れて味付けにつかった調味液も一緒にアルミホイルの上に出しておきましょう。
レンジのグリルで20分焼き、ひっくり返してまた20分焼きます。
最後にまたひっくり返して5分焼きます。
焼きあがったら余熱で10分以上火を通しておきます。
肉のサイズや使用するレンジによって火の通りが変わってくるので焼く時間は調整してください。
しっとり仕上げるためにも焼く時にはスチーム状態で焼くようにしましょう。
蒸し焼きにすることによってパサつかずに仕上がります。
完成したら、好みの厚さに切って食べるのもいいですし、乾燥したスライスにんにく、だし昆布、鷹の爪、醤油で作ったにんにく醤油をつけて食べても美味です!
オーソドックスな焼豚のように色んなアレンジをして食べても美味しいです。
調味料にお好みのハーブを入れて寝かせればより洋風な焼豚になります。
いっぱい作っておけばアレンジしていろんな料理に活躍するので試してみてはいかがでしょうか。
【中】焦げ目がたまらん!中華街風の本格チャーシュー
家でチャーシューを作っても中々お店で食べるような本格派のチャーシューは作れないという方は多いのではないでしょうか。
今回は中華街で食べるような本格的な味が楽しめるレシピをご紹介したいと思います。
家族に出してもお客さんにも出しても喜ばれちゃう中華街風の本格派レシピを是非活用して美味しいチャーシューを作ってみてください!
今回のレシピでは一般家庭には置いていないかもしれない調味料も使いますので、作る前に調味料を揃えておきましょう。
まず最初にボールに調味料を混ぜておきます。
調味料は豚の塊肉500gに対して又焼醤、普通の醤油、老抽、紹興酒各大匙4と玉葱のすりおろし大匙2、生姜とにんにくのすりおろし、蜂蜜を大匙1使います。
調味料が入ったボールに豚の塊肉と長ネギを加えて混ぜたら20分肉を寝かせます。
途中で肉をひっくり返してください。
肉を寝かせたら耐熱皿に肉を乗せて、上の面に漬け込んだタレを塗ります。
その間にオーブンを200℃に熱しておき、200℃になったら肉をオーブンで20分焼きます。
20分焼いたら一度オーブンから取り出して肉をひっくり返します。
その時にまた上の面にタレを塗ってまたオーブンで15分焼きます。
再びオーブンから肉を取り出して好みの形・薄さに切り、またタレを塗ります。
そして最後に10分加熱したら完成です。
お好みでカラシなどを付けて食べるのも良いでしょう。
肉を焼く時間は目安ですので、肉の大きさによって焼け具合を確認しながら調整して焼いてください。
豚の塊肉以外にも鶏肉を使って同じように作ってもご飯に合う1品になります。
スーパーなどで調味料が売っていない場合はネットで購入することができます。
タレをお肉に塗る時は刷毛を使うと便利ですが、ない場合はスプーンなどを使って塗っても大丈夫です。
完成したお肉はそのまま食べても美味しいですが温かいご飯の上に載せて丼ものにして食べても美味しいです。
チャーハンやラーメンにも勿論活用できますし、余ったタレもいろいろ活用できますよ!
中華街風の本格派チャーシューをご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
作るには用意しなきゃいけない調味料があったりしますし、何度も焼いたりする手間が少しあるかもしれませんが、ちょっとの手間で家では中々食べることができないような本格的な味のするチャーシューが出来てしまいます。
塊肉を買った時はこのレシピに挑戦してみてくださいね!
冷蔵後にあるとアレンジもできるのでちょっとした時に大助かりなおかずになること間違いなしです。
万能食材のチャーシュー
大きい豚の塊肉を買ったからチャーシューにしたけど量が多くて使いきれなかった経験はありませんか?
定番のレシピで調理したけどまだ残ってる…と悩んでいる人に今回は上手に焼豚を活用した絶品レシピをご紹介します。
処理に困ったらこのレシピを使って美味しい料理にリメイクに挑戦してみましょう!
チャーシューや焼豚といえばどうしても中華のイメージが強くなりがちですよね。
そのため定番料理と言えばラーメンのトッピングに使ったりチャーシューに刻んで入れたり野菜炒めに加えたりする人が多いのではないでしょうか。
でもそれだけでは中々塊肉は消費できないなんてこともあります。
定番のレシピでももちろん美味しく食べることができますがアレンジ次第で中華料理以外の料理にも活用することができ、味のマンネリ化も防ぐことができちゃうんです。
焼豚などはすでに味がついているお肉なため、使える料理が限られてしまうと思いがちではありませんか?
でも実はそうではないんです!
焼豚は基本醤油ベースの味ですし、火がしっかり通っているので手軽に使える上に色んな料理に使うことができるんです。
まず最初に紹介するのが中華ちまき風のご飯です。
ちまきと言えば蒸す作業なんかもあって手間がかかる料理ですが、炊飯器をつかえばちまき風の炊き込みご飯が出来てしまいます。
まず必要な材料は干しシイタケを3枚、干しエビ10g、焼豚100、もち米とお米を1合ずつ用意してください。
作りたい量に応じて材料の量を調整してください。
最初に干しシイタケを水につけて戻しておきます。
シイタケの戻し汁はダシが出ているため再利用するのでとっておきましょう。
シイタケと焼豚は同じ大きさに切っておき、ごま油大匙2を入れたフライパンでお米と具材を炒めます。
油が全体に回ったら醤油大匙1.5加えて全体に馴染ませていきます。
全体に馴染んだら炊飯器に炒めたものを入れてシイタケの戻し汁を炊飯器に入れます。
使う炊飯器の釜におこわの線がついている場合、その線よりも少し多く水を入れます。
おこわを炊くモードがあればそれを利用しましょう。
ご飯が炊けたら少し混ぜて蒸らしたら完成です。
青ネギや白ネギをのせて食べても美味しくいただけます。
焼豚はおかずだけではなくてスープにも活用することができます。
焼豚をさっと炒めたら、もやしやきのこなど好みの野菜も炒めてお湯を注ぎます。
ウェイパーは中華スープの素などを使って味を調えてネギを散らしたらあっという間に完成です。
他にも焼豚に衣をつけて油で揚げればカツや天ぷらにも変身します!
元々味がついているのでソースなどをつけなくても美味しく食べられます。
焼豚を細目にカットしてエリンギやチーズなどと一緒に春巻きの皮で包んで揚げれば美味しい春巻きにもなりますし、巻き寿司に焼豚を入れても美味しく食べられます。
ささっと短時間で簡単に作れる焼豚レシピを知りたい方にぴったりのレシピもご紹介します。
実は焼豚はハムやベーコン代わりと考えるといろんなレシピに入れることができちゃうんです。
ポテトサラダにハム代わりにいれてもおいしいですし、目玉焼きを作る時にベーコンの代わりに焼豚をしいて焼いても合います。
また、おにぎりに具材としていれたりパンに挟んでサンドイッチに入れたりもできますし、パスタや焼きそばの具にも使えます。
ガッツリ系が好きな人は焼豚をフライパンで両面焼いて醤油とみりんと砂糖で作った甘いタレと一緒にご飯の上にのせてチャーシュー丼にしても美味です!
トッピングにネギや半熟卵を乗せればそれ1品でもガッツリ系のご飯でお腹も大満足でしょう。
いっぱいご飯を食べる男性や男の子がいる家庭にオススメです。
半熟卵は沸騰した鍋で5分半(卵が冷えている場合は6分)茹でれば黄身が半熟の卵ができます。
温泉卵はお湯が沸騰したら火を消して鍋に卵を入れて蓋をして12分待てば作れます。
丼ものに合うので作ってみてはどうでしょうか。
ネギは切ったあとで水にさらしておいた方が辛味が抜けて食べやすくなるので、水にさらしてしっかり水を切って準備しておくと良いでしょう。
以上がチャーシューや焼豚のアレンジレシピの紹介でした。
チャーシューはかなりアレンジのきく万能食材です。
定番料理もいいですがいつもとは違う料理に挑戦してみるのも新たな発見があって楽しいものです。
処理に困った時は今回ご紹介したレシピを試してみてくださいね。