本格焼豚は自分でも簡単に作ることが可能です。
しかも自宅で作れば焼豚を安くたっぷりストックできるメリットも。
お肉が特売の日にはぜひチャレンジしてみましょう。
ここでは簡単な本格焼き豚のレシピとおいしく作るポイントをご紹介します。
レシピ・作り方
おいしい焼豚を自宅でも好きな時に味わいたいとお考えなら、自分で作ってしまう方がたくさんできる上に安くすむメリットがあります。
ラーメン屋さんや中華料理店で出されるような本格チャーシューを家で作るのは難しいと思いがちですが、割と簡単に作ることが可能です。
そこで焼豚を自宅で安く作るうれしいレシピをご紹介します。
手作り焼豚なら何度か作っていくうちに、自分好みの味を見つけていく楽しさも。
用意する道具は、オーブン・食品保存用ポリ袋またはタッパー・たこ糸・アルミホイル・竹串。
必要な材料は、豚肩ロースブロック400gと漬けダレの材料として砂糖3分の1カップ・しょうゆ大さじ2・酒大さじ1・塩大さじ1・みそ大さじ1・はちみつ大さじ1・ごま油小さじ2。
煮卵も作りたい時はお好みの個数のゆで卵と煮込む用の小なべも用意しておきましょう。
作り方はまず初めに、食品保存用ポリ袋またはタッパーに漬けダレ用の材料をすべて入れてよく混ぜ合わせます。
ブロック肉はたこ糸でしっかりと巻き、形を整えておきましょう。
その後混ぜ合わせておいた漬けダレにブロック肉を入れて軽くもんだあと5時間以上漬け込みます。
漬け込み時間が過ぎたら、200度に予熱しておいたオーブンで片面20分ずつ焼きます。
途中でひっくり返していい色に焼き上げていきましょう。
両面をこんがり焼き終えたら竹串でお肉を刺してみて赤い肉汁が出てこず透明であればOKで、お肉を取り出しアルミホイルで全体を包みます。
こうすることで旨みを閉じ込めることが可能です。
しばらくして予熱がとれて冷めてきたらアルミホイルをはがしてたこ糸もはずし、使う分だけ切り分けましょう。
中はほんのりピンク色になっていて、見た目にもきれいな本格焼豚ができあがります。
特別なお肉や調味料を使うことがないレシピなので、豚肩ロースブロックが特売になっている時を狙って購入するとさらにお得に絶品チャーシューをたっぷりと作ってストックできます。
また、煮卵を作る時は余った漬けダレを小鍋に入れてゆで卵も入れ、卵が浸るまで水を足して味が薄くなるようならしょうゆとみりんをお好みでプラスしましょう。
10分ほど煮てから火を止めそのままにして味をしみこませます。
自宅で焼豚を作れば漬けダレで煮卵までできるため、例えばラーメンを作る時でも焼豚と煮卵を別々で購入する必要がない点で安く仕上がる点が魅力的。
それに漬けダレもラーメンスープとして利用できるので、さらにメリットが広がります。
おいしくなるコツと豆知識
先に紹介した自宅で作って安く仕上げる本格焼豚のレシピの中で調味料にみそがありましたが、白みそを使うとやや甘めでまろやかな味わいになるのでおすすめです。
もちろん合わせみそや赤みそでもおいしく作ることができるので、お好みでみそを変えてみると味の違いも楽しめます。
ちなみにオーブンの温度はどの機種を使っても全く同じとはいかないので、焼き具合が足りない時は時間を追加して焼いてください。
竹串を刺して肉汁を確認することがわかりやすいです。
前のレシピではオーブンを使いましたが、今度はフライパンひとつだけで作る安くて本格的な焼豚のレシピをご紹介します。
必要な道具として、フライパン・フライパンの蓋・たこ糸・フォーク・キッチンペーパー。
材料は、豚肩ロースブロック500~700g・長ネギ1本・スライスしたしょうが4枚・スライスしたにんにく1片分・唐辛子2本と、調味料として水600cc・日本酒150cc・しょうゆ100cc・ザラメ糖大さじ2。
上白糖を使うよりもザラメ糖を使った方が深みのある味わいになるのでおすすめ。
どうしてもなければ上白糖でも構いません。
作り方はまず初めに豚肉の裏表全体にまんべんなくできるだけたくさんフォークで刺して穴をあけます。
その後たこ糸でしっかりと縛り、ほどけてこないようにしておきますが、スーパーですでにたこ糸で縛った状態で売られているものもあるのでそちらを使ってもOK。
次にフライパンに入れ強火でお肉全体に焼き目がつくまでよく焼きましょう。
この時フライパンに油をひく場合はかなりはねるのでフライパンの蓋をした方が安全です。
全体に焼き目がついたら蓋をあけて出てきた脂をキッチンペーパーでふきとります。
脂をふき取り終えたフライパンにお肉と調味料の材料をすべて入れ強火にかけ、煮立つまで加熱して途中でアクが出てきたらこまめにとります。
その後弱火にしてから蓋をして1時間加熱しますが、この間は10分間隔で肉の裏表をひっくり返しましょう。
1時間の煮込みが終わったら蓋をとって中火で煮汁にとろみが出てくるまで加熱します。
目安としては煮汁が半分くらいになるまでです。
その加熱時間も過ぎたら火を止めて冷めるまでそのまま放置しましょう。
冷めたらたこ糸をはずし、必要な大きさに切って盛り付ければできあがりです。
このレシピは調理器具をたくさん使わないため、片づけがラクというメリットもあります。
コンロも一つ使うだけで済むので、他の料理をしながら作る時間を上手に使えるレシピです。