調味料は醤油だけの簡単チャーシューのレシピを紹介します。
シンプルだからこそおいしいチャーシューが作れます。
調味料の配合も必要ないので、料理が苦手な人にもおすすめ。
簡単なレシピだからこそ押さえたいコツなどもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
レシピ・作り方
チャーシュー作りというと一見難しそうに感じるかもしれませんが、ここでは簡単に作れるチャーシューのレシピをご紹介します。
茹でた豚肉を漬け汁に漬けて置いておくだけ。
しかも漬け汁に使う調味料は、醤油だけなので誰でも簡単に作ることができるレシピです。
たったそれだけなのにおいしい本格的な味付けのチャーシューが作れます。
用意する材料は豚肉と醤油。
豚肉はバラの塊肉を用意して下さい。
ここでは400gの豚肉を使います。
好みに合わせて豚肉の部位は変えても大丈夫です。
チャーシューにおススメなのは、脂身の多い豚バラ、肩ロース、モモ肉あたりです。
醤油は大さじ4杯です。
それでは作り方です。
深めの鍋に豚肉を入れて、豚肉がひたひたに浸かるくらいたっぷりの水を入れて火にかけます。
お湯が煮立ったら弱火にして蓋を少しずらし、そのまま30分から1時間ほど煮込みます。
途中でアクが出たら取ってください。
また、水が足りなくなったら途中で足しましょう。
30分も茹でれば分厚い肉でも大体火が通りますが、きちんと火が通っているか確認します。
竹串などを刺して透明な肉汁が出れば大丈夫。
肉汁が赤いようでしたら、もう少し茹でてください。
豚肉を茹で終えたら、取り出して豚肉の水分を拭き取りビニール袋に入れます。
ここに醤油も入れて、全体が浸かるように空気を抜きながら袋の口を縛ります。
漬け込む時間は30分から1時間。
漬け込み過ぎると味が濃くなり過ぎるので注意してみてください。
初めてつくる時は短めの時間で一度袋から取り出し、真ん中を切って味見してみてください。
味が物足りなかったら袋に戻してもう少しおいておきます。
ちょうど良い味になればチャーシューの完成です。
たったこれだけの簡単な作業で、不思議とおいしいチャーシューが作れます。
ビニール袋に入れて漬け込んだことで、醤油の量も節約できます。
漬け汁に使った醤油は、このあと別の料理の味付けに使えます。
食べる時は冷めた状態で切り分けてから温めてください。
醤油だけて味付けをすると聞くと、しょっぱくなりそう、単純な味になりそうとも思いますが、不思議と味わいがありしっとりと柔らかなチャーシューが完成します。
ラーメンやチャーハンの具材になるのはもちろんですが、それだけでおかずやおつまみとしても十分おいしいです。
漬け込む時間も短くて済むので、今晩のおかずにも間に合います。
醤油の漬け汁に漬け込むだけの簡単チャーシュー、ぜひ作ってみてください。
レシピのアドバイスとミニ情報
醤油の漬け汁に漬け込むだけの簡単チャーシューのレシピを紹介しました。
ここでは失敗しないで作るためのコツや、さらにおいしく食べるためのポイントなどを紹介します。
簡単なレシピだからこそ、押さえるところは押さえて作れば失敗も防げます。
一番のポイントは豚肉を醤油に漬け込む時間。
長く漬ければそれだけ味が染み込んでおいしいチャーシューになると思うかもしれません。
しかし醤油だけに漬け込むこのレシピでは、漬け込み時間が長すぎると醤油の味が強くしょっぱいチャーシューになってしまいます。
そのため、慣れるまでは少し短い時間で一度味見をしてみてください。
味見をする時は端っこではなく、思い切って真ん中から切りましょう。
端っこはどうしても味が濃くなるので、正確な味をみることはできないからです。
豚肉は特になにもせずに茹でましたが、茹でる前に豚肉をタコ糸などで縛って作るのもおススメします。
きつく豚肉を縛っておくことで形のキレイなチャーシューになりますし、豚肉の煮崩れ防止にもなります。
お店によってはあらかじめ縛って売ってあるものもあるので、そちらを使えば簡単です。
豚肉を茹でる時は、塊肉で中まで火が通りにくいので途中で上下を返すと良いです。
たっぷりのお湯を使い、弱火でじっくりと煮こむのもポイントです。
紹介したのは材料に醤油と豚肉だけを使うシンプルなレシピだったので、豚肉だけで茹でました。
ですが、豚肉を茹でる段階でネギの青い部分や生姜、ニンニクなどの野菜を加えても良いです。
豚肉のくさみ取りと香り付け、野菜から出る出汁でチャーシューがおいしくなります。
この時の茹で汁は捨てないで、再利用できます。
豚肉から旨みが出ているので、味を調えればスープになります。
いったん濾してから、具材になる野菜を加え、漬け汁に使った醤油とスープの素で味を調えるだけで簡単においしいスープが作れます。
でき上がったチャーシューの食べ方としては、そのままでも良いですし、ラーメンなどの具材にしても良いです。
辛子を添えただけのシンプルな食べ方もおススメです。
外側の少し味が濃いと思ったら、その部分を細かくしてチャーハンの具材にするとちょうど良いですよ。
冷蔵庫で保存もできますし、いろいろな料理に応用できるので常備菜として作り置きしておくのもおすすめです。
醤油だけのシンプルな味ですが、そのシンプルな味付けが肉本来の旨みを生かしています。
ぜひ一度作ってみて欲しいレシピです。