チャーハンに焼豚を入れると、しっかり味がついておいしいチャーハンができます。
味がもともと焼豚についているので、調理も簡単です。
焼豚を使ったチャーハンレシピを紹介します。
あわせてぱらっとしたチャーハンができるコツも紹介します。
レシピ・作り方
チャーハンの具材というと何を思い浮かべるでしょうか?
卵やネギ、グリンピース、キムチ、ジャコ、レタス、などさまざまな具材がありますが、忘れてはいけないのが焼豚ですね。
チャーハンに焼豚を入れると味が引き締まります。
味がしっかりついている焼豚は、チャーハンの旨みを引き出してくれる具材です。
また、焼豚そのものに味がついているので、調味料も多くは使わなくても味がしっかりつくので手軽に調理ができるのもメリットですね。
そこで、冷めてもおいしい、焼豚チャーハンのレシピを紹介しましょう。
材料は、ご飯、卵、焼豚、パプリカもしくはピーマン、コーン、塩、こしょう、ガーリックパウダー、しょうゆ、オイスターソース、ネギ、ゴマ油、粗挽きこしょう、を用意します。
作り方は次の通りです。
焼豚、パプリカは1cm角に切り、コーンは水気をしっかりきっておきます。
焼豚はレンジで30秒程度あたためます。
温めると肉汁が出てくると思いますが、それも一緒に使いましょう。
フライパンに油をひき、溶き卵を流し込みます。
卵がフライパン全体に広がるように流し込んでください。
そこにご飯を入れて、卵をからませるように炒めます。
焼豚、パプリカ、コーンと焼豚を煮汁と一緒に入れ、しょうゆをまわし入れて炒めます。
全体的に黄金色になったら、オイスターソース、ネギを入れて、色が均等になるまで炒めます。
色にムラがなくなったら、ゴマ油を回し入れ、強火でサッと炒めて火を止めます。
仕上げに粗挽きこしょうをふりかけてできあがりです。
チャーハンの難しさというと、パラパラにならずベチャッとしてしまうことですが、最初に卵で米粒をコーティングすることで、ベチャっとしませんよ。
しょうゆとオイスターソースは一緒に入れるのではなく、2回に分けて入れることで味がしっかりつきます。
ご飯は冷やご飯よりレンジで温めたものを使いましょう。
焼豚をお手製で作っている場合煮汁があると思います。
その煮汁を使ってスープを作ることもできますよ。
焼豚チャーハンと焼豚を作った煮汁で作るスープは合わないはずがありません。
野菜などをたくさん入れれば、美容にもいいですね。
ジューシーな焼豚を使った、味のしっかりついたチャーハンに野菜たっぷりのスープ。
贅沢なご飯になりますよ。
チャーハンは具材をまぜることでできるという調理法としてはシンプルなのですが、味付けが薄かったり、パラパラとできなかったりとなかなか難しい料理でもありますね。
レシピのコツをしっかり実践しておいしいチャーハンを作ってみましょう。
レシピのアドバイスとミニ情報
焼豚を使ったチャーハンは味がしっかりついておいしいものです。
焼豚を使えば味付けに手間もかからないので手軽に作ることができるのがメリットでもあります。
しかし、チャーハンは工程としては難しいものではないのですが、パラパラと仕上がらないことも多く、なかなか満足のいくできにならない、と悩んでいる人も少なくないでしょう。
おいしいチャーハンを作るコツを紹介しましょう。
チャーハンを作る際の悩みで多いのは、パラパラにならないことですね。
家庭で作る十どうしても水分が出てしまうのか、ベチャっとした感じになってしまいます。
パラパラのチャーハンを作るコツとしては、一つはご飯粒の表面に卵の膜を作ることです。
方法は高温にしたフライパンに油と卵を入れて、半熟卵になったところにご飯を入れること。
そうするとご飯粒の表面に卵の膜ができ、パラパラとしたチャーハンができます。
ただし、家庭用の火力は弱いため、パラパラになりにくいのです。
そこで、卵を数回に分けて入れるといいようです。
または、ご飯と卵を炒める前にまぜてしまうという方法があります。
それに塩、こしょうの調味料も入れて、それを炒めるのです。
この時のご飯はあたたかいものを使います。
また、チャーハンにいろいろな具材を入れたくなる気持ちは分かりますが、具材が多いと水分も多くなるため、パラパラになりにくいそうです。
できるだけ具材は少な目にする方がいいでしょう。
コツとしてはマヨネーズを入れるパラパラになるそうですよ。
油の代わりにマヨネーズで炒めるのです。
そうするとマヨネーズの中の卵黄と乳化された植物油が、ご飯粒をコーティングしてくれるので、ぱらっとしたチャーハンに仕上がるのです。
マヨネーズのコクもくわわり、おいしくなりますよ。
さらに、こんな方法も。
チャーハンを作っていると、ご飯がダマになってしまいますよね。
それもぱらっとしない原因です。
それを解消するには、ご飯の水分とでんぷんがくっついてしまい、表面がねばってご飯同士がくっついてしまうわけですから、最初に油とご飯を絡めてしまえばいいのです。
油がご飯をコーティングして、さらに卵が米粒をコーティングするので、ダマができず、ぱらっとしたチャーハンができるのです。
要するにご飯をコーティングすることが必要なのですね。
その方法にはお酒を使うという方法もあります。
お酒がお米を一粒ずつコーティングしてくれるのだそうです。
いろいろなコツがありますから、試してみましょう。