じっくりと弱火でコトコトと煮込んだチャーシューはやわらかくておいしいと言われています。
しかし、時間がない時には手間をかけずに短時間で作りたいものです。
そこでフライパンで作る肩ロースを使ったチャーシューレシピを紹介します。
レシピ・作り方
チャーシューはよく食卓に並ぶ、という家庭は多くないでしょう。
チャーシューというと、ラーメンにトッピングされている食材、という印象が強いですよね。
しかし、チャーシューはお酒のおつまみとしても、チャーシュー丼などのランチやご飯のおかずにもなるもの。
ホームパーティーのごちそうの一つとしてもオススメの食材ですよ。
作り方も簡単だし、調味料や材料によってさまざまな味を作り出すこともできるのです。
チャーシューを作る際には豚バラ肉を使うことも多いですが、脂肪があまりない方がいいという場合は、豚肩ロースを使うといいでしょう。
また、チャーシューや煮豚を作る際には、圧力鍋やオーブン、また炊飯器などでも作ることができます。
今回はフライパンを使ったレシピを紹介しますね。
材料は豚肩ロース、白ねぎ、にんにく、しょうが、サラダ油、酒、砂糖、しょうゆを用意します。
レシピは次の通りです。
にんにく、しょうがはスライスし、白ねぎは5cmくらいの長さでカットします。
フライパンにサラダ油をひき、にんにく、しょうがを入れて豚肉を入れます。
両面を焼き色がつくまで焼きます。
豚肉に酒を振りかけ、フタをして3分蒸し焼きにします。
その後水、砂糖、しょうゆを入れて、再度フタをして約15分煮込みます。
白ネギを入れて5分煮たらフタを取り、煮つめます。タレに少しとろみがつく感じになったら火を止めましょう。
豚肉を取り出し、冷ましてからカットし、お皿に盛ってできあがりです。
チャーシューはじっくりと弱火で煮込むことでやわらかくなります。
今回紹介したレシピでもやわらかくジューシーなチャーシューができますが、もっとやわらかい煮豚を作りたい場合は、煮る時間を長くする、はちみつを入れる、焼く前にビールに漬けこんでおくことでやわらかくなります。
フライパンでも簡単にできるレシピなので、急いでいる時や時間がない時には、こういった方法で作ってみてください。
短時間でおいしいチャーシューができますよ。
準備を含めても30分でできるのは魅力です。
時間のない朝でも作ってお弁当に入れることも可能ですね。
調味料も家にあるものでできるので、わざわざ買いに行かなくてもすみますね。
チャーシューのレシピにはいろいろなものがありますから、簡単に作れるレシピも知っておくと便利です。
時間や余裕がある時には、じっくりと弱火で煮込んだトロトロのチャーシューを作るのもいいですね。
調味料などもいろいろ工夫をしてみましょう。
レシピのアドバイスとミニ情報
チャーシューや煮豚を作るとき豚肉を使いますが、豚バラ肉、もしくは豚肩ロースを使うことが多いですね。
それぞれどのようなメリットがあるのでしょうか?
チャーシューによく使われるのはバラの部分です。
濃厚な脂身があり、三枚肉ともいって、ジューシーで旨みの多い部分です。
この部位を使うとトロトロのやわらかいチャーシューができあがります。
他にも角煮や肉じゃがなどにもオススメ。
スペアリブというのは、バラの骨付きのことです。
肩ロースもチャーシューでよく使われる部位です。
赤身の中に脂肪が粗い網状に広がっています。
濃厚でコクがあるのが魅力。
カレーや焼き肉、ショウガ焼きなどがオススメです。
また、ロースという部位もあります。
ロースはキメがこまかく、肉質もやわらかい部位。
脂身には旨みが凝縮されています。
チャーシューのほか、ロースハムやトンカツなどに利用されることが多いです。
肩という部位もあります。
肩の部分はよく動く部分であり、筋肉質で脂肪もちょうどよく交っている状態です。
少し硬いですが旨みがありますシチューやトン汁などのオススメの部位です。
チャーシューのレシピにはあまり見かけませんがヒレもあります。
ロースと並び、良質の部位ですね。
ビタミンB1が多く含まれているのもヒレの部分です。
脂肪分が少なくやわらかいヒレはトンカツやポークソテーなどにオススメです。
モモは脂肪分が少なく、さっぱりとしています。
ヒレの次にビタミンB1も多く含まれています。
淡泊な味でシチューや角煮などさまざまな料理に使われることが多いですが、チャーシューを作る際に使うと、少し硬くなってしまいがちということで、避けられています。
ただし、調理方法によってはやわらかくできるのでチャーシューには使えない、というわけではありません。
程よく脂肪がのっていて、風味のある肩ロース。
チャーシューのほか、焼肉やトンカツ、ゆで豚、炒めもの、シチューなど利用範囲も広い部位です。
その分たくさん買い込んでも調理しやすいというメリットがありますね。
おいしい豚肩ロースは赤みが濃く、牛肉のようです。
通常、豚肉はピンク色をしているものを選ぶといいとされていますが、肩ロースに限っては赤みが濃いほどおいしいと言われています。
さらに、脂身と赤みの部分のバランスいいものの方がおいしいです。
脂身が多い、赤みが多い、というものではなく、赤み7に対して脂身が3の割合がおいしい肩ロースと言われています。